2011年9月28日水曜日

イラン 世界遺産、タフテ・スレイマーンやソルターニーイェの遺跡など

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➛世界遺産、タフテ・スレイマーンは、古代ペルシアの時代のゾロアスター教及びサーサーン朝の聖地です。いくつもの神殿や、王が参拝に訪れた時に使う宮殿などが建てられた、自然と建築とが見事に溶け合う聖域が生まれました。
タフテ・スレイマーン
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➛タフテ・スレイマーンは、渓谷の中にある史跡であり、テヘランの西400km離れた沃野の真ん中にあります。遺構は直径約100メートル、水深約100メートルの活動を停止した火口湖を中心に建てられており、主にサーサーン朝時代に建造された宗教施設郡やフレグ・ウルス時代に建造された宮殿遺跡群も含みます。
タフテ・スレイマーン

タフテ・スレイマーン

火口湖

➛世界遺産、ソルターニーイェは、イルハン朝第8代君主オルジェイトゥの命によって建設された都市遺跡です。遺跡群の中核は、1302年から1312年にかけて建設されたオルジェイトゥ廟で、8基のミナレットを備えるこの廟は、青タイルで覆われた高さ約50mの2重構造のドームを持ち、これは世界最古のものです。
ソルターニーイェ

オルジェイトゥ廟

➛世界遺産、チョガ・ザンビールは、紀元前1250年ごろに、Untash-Napirishaの手によって、Inshushinak神への崇敬の意を込めて建設されました。三層のエリアに分けられるチョガ・ザンビールには、王宮や葬祭を行うための場所、王室の5つの墓があります。
チョガ・ザンビール

チョガ・ザンビール

➛世界遺産、ペルセポリスは、アケメネス朝ペルシア帝国の都で、ダレイオス1世(ダーラヤーウ1世)が建設した宮殿群でしたが、紀元前331年、アレクサンドロス大王の攻撃によって破壊され、廃墟となりました。
ペルセポリス

ペルセポリス

➛世界遺産、パサルガダエは、ペルシャ帝国の最初の首都で、紀元前546年に、キュロス2世の手によって建設が開始されました。しかし、紀元前530年前後の戦争中に、キュロス自身の死亡で、その建設は途上に終わっています。
パサルガダエ

伝キュロス2世の墓

パサルガダエ

➛世界遺産、アルゲ・バムは、ケルマーン州にある要塞都市の遺跡で、近代都市バムの近郊に位置します。城はパルティア時代に遡ると推定されていますが、サーサーン朝ペルシア期に最初の都市が作られ、サファヴィー朝期(16-17世紀)に現在見られる城壁が完成したものの、アフガン人(パシュトゥーン人)の攻撃があった1722年以降に放棄され、廃墟となりました。
アルゲ・バム(1999年地震前の画像)

➛2000年以上さかのぼる歴史を持っている古代要塞バムは、最盛期には重要な貿易ルートの交差点にあり、絹や綿の衣類の生産で知られています。
アルゲ・バム(2003年地震前の画像)

アルゲ・バム
➛Tags=takht soleyman, Iran

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