2010年5月12日水曜日

ポーランド 世界遺産、マルボルクのドイツ騎士団城とトルンの中世都市

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➛名所・史跡を投稿画像で紹介。
マルボルクのドイツ騎士団城、中世の要塞でこれほど大きなものは、ヨーロッパ広しといえどもどこにもないでしょう。城の建設は13世紀に、ドイツ騎士修道会がここを本拠地とするために始められました。やがてマルボルクは広大な修道会国家の首都となり、城は次の世紀に、立派な「大食堂」と「総長宮殿」を設けるために大幅に増築されました。
マルボルク城
➛オススメ動画 「Malbork」

➛赤いレンガで造られた「並城」と「高城」の城壁、やぐらや門を配した防壁の連なり、さらには、見事なセントラル・ヒーティングともいえる設備、中世の時代には革新的だった様々な技術的工夫は、見る者に強い印象を与えます。
マルボルク城とゲート

マルボルク城

➛要塞の堂々たる大きさを最もよく見せてくれるのは、川の方からの眺めですが、城内を訪れている間にも、城の威厳ある力と素朴な美しさを知ることができます。現在、城には城塞博物館があり、観光客に多くの呼び物を提供し、再現された室内では、かつての武具、琥珀、磁器やファエンツァ陶器、工芸品などの展示が催されています。
マルボルクの砲撃

マルボルクの思い出

ペリカンの像と井戸

マルボルク城

➛ここでは「光と音」のような歴史をテーマにしたショーが観光アトラクションとなっています。夜の城内見学と同じように、このすてきなショーは忘れられないものになることでしょう。
マルボルク城

マルボルク城

➛城の広間では、数々のコンサートや騎士たちの宴が中世さながらに催されます。ここ数年は、7月最後の週末に「マルボルク包囲」と題した大掛かりな歴史的野外イベントが開かれています。
ドイツ騎士団歴代総長の像

マルボルク駅

➛ポーランドを縦断するヴィスワ川沿いにたたずむトルンは、中世の姿をそのまま残す町です。川には港があり、14世紀から貿易の重要な中継地として大いに栄えました。町は富んで活気に溢れ、その街並みの美しさは当時からヨーロッパ中で知られていました。
トルンの港

➛町の中心に建つ市庁舎とその周りの商人たちの家々はゴシックやルネサンス様式で華麗に彩られ、商業都市の繁栄を偲ばせます。
市庁舎

市庁舎の周辺

➛16世紀に地動説を唱えたコペルニクスは、トルンで商人の子として生まれ育ちました。彼の生家は、典型的な中世の商人の住まいとして大事に保存されています。コペルニクスの父と祖父は、ドイツ騎士団と戦った誇り高きトルン商人でした。
コペルニクス生誕の地


広い街路

➛町の中には、廃墟のままのドイツ騎士団の城跡があります。騎士団はポーランド北部を制覇し利権を握っていました。しかし、力をつけた市民たちが蜂起し、城を破壊し、ドイツ騎士団を追放したことで、町はますます栄えたのです。
ゲルマン城

ゲルマン城

ワルシャワストリート

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