2010年1月3日日曜日

大阪 初詣で賑わう、すみよしさん(住吉大社)

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➛新年を迎え、各地の神社や寺院には、大勢の初詣で客が訪れています。毎日新聞(1/3付)は、関西屈指のにぎわいで知られる住吉大社(230万人を予想)の初詣の風景を「頼りは神様・・・」とのタイトルで表現していました。100年に一度と云われる不況の最中に迎える2010年、今年こそは明るい年にと、誰もが願いを込めていることでしょう。
今年は寒波が通過する年末、年始でしたが、正月2日は穏やかな晴れの天気に恵まれ、報道ニュースで例年の住吉大社の初詣風景を見ました。
➛初詣で賑わう住吉大社(2004/1/1撮影)

➛住吉大社は、大阪市住吉区にある神社で、日本全国の住吉神社の総本社です。地元では「すみよしさん」あるいは「すみよっさん」と呼ばれ、毎年初詣の参拝者の多さでも有名です。
住吉大社 正面鳥居

➛仲哀天皇9年(200年)、神功皇后が三韓征伐より七道の浜(現・大阪府堺市七道)に帰還した時、土地の豪族の田裳見宿禰が、住吉三神を祀ったのに始まりです。
第1本宮の本殿前の拝殿

第2本宮の拝殿

第3・4本宮の本殿前の拝殿

➛住吉大社前は、今は完全な市中ですが、江戸時代までは境内馬場(現在の住吉公園)は海に面し、白砂青松の風光明媚の代表地とされ、その風景の絵模様は「住吉模様」と呼ばれました。また紫式部『源氏物語』には明石の君に関連した重要な舞台として描かれています。
➛反橋を渡る初詣客

➛反橋を渡る初詣客

➛卯の葉神事の時に優美な雅楽が演じられる住吉大社の石舞台は日本三舞台の一つで、他の舞台は、四天王寺の石舞台、厳島神社の平舞台です。
住吉大社の石舞台

➛住吉大社前を走行する阪堺電車

2010年1月2日土曜日

奈良 世界一の福寅がある信貴山 朝護孫子寺

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➛新年、明けましておめでとうございます。平成22年は12年に一度の寅年です。NHKの「ゆく年くる年」で最初に紹介されたのが、世界一の福寅を持つ奈良の信貴山 朝護孫子寺でした。
世界一福寅と本堂(夜景)

➛信貴山のホームページの紹介
「今から1400余年前、聖徳太子は、物部守屋を討伐せんと河内稲村城へ向かう途中、この山に至りました。太子が戦勝の祈願をするや、天空遥かに毘沙門天王が出現され、必勝の秘法を授かりました。その日は奇しくも寅年、寅日、寅の刻でありました。太子はその御加護で勝利し、自ら天王の御尊像を刻み伽藍を創建、信ずべし貴ぶべき山『信貴山』と名付けました。以来、信貴山の毘沙門天王は寅に縁のある神として信仰されています。
➛本堂(遠景)

➛2002年4月、町内会のバス旅行で春の信貴山や法隆寺を訪ねたのを想い出し、写真を整理してみました。
本堂は、朱塗りの欄干をもつ舞台造りの建物です。
本堂

➛信貴山へ

➛信貴山の宿坊として親しまれている塔頭「成福院」です。
➛成福院

成福院

➛経蔵堂は、中央に回転できる経厨子があり、中に仏教のあらゆる法門の経典を集めた「一切経」を納めてあります。その経厨子は、一回転させる毎に「一切経」をすべて読誦したのと同じ功徳があると言われています。
経蔵堂

➛信貴山

➛信貴山本堂にて

信貴山

➛信貴山