2014年5月10日(土)21時48分配信 時事通信
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ベトナム南部ホーチミンの中国総領事館前で10日、南シナ海での中国による石油掘削などに抗議する100人以上のデモが行われた。国営紙トイチェ(電子版)などが伝えた。共産党一党支配のベトナムでは、デモは原則禁止だが、今回のデモは黙認された。また、国営メディアが反中デモを報じるのは極めて異例で、中国に対するベトナムの強い姿勢がうかがえる。
デモの参加者は、中国の石油掘削や中国船によるベトナム船への衝突を非難、「ホアンサ(西沙)、チュオンサ(南沙)諸島はベトナムの領土だ」と訴えた。
ベトナム当局はこれまで、政治経済両面で関係が深い隣国の中国に配慮し、反中デモを強制解散させるか、黙認しても国内メディアに対し報道は許さなかった。しかし、今回は政府系のニュースサイトも写真付きの記事を大きく掲載した。
➛中国船による体当たり映像公開
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