2014年6月11日水曜日

サウジアラビア イスラム教の2大聖地、メッカとマディーナなど

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➛サウジアラビアは、中東・西アジアにあって、リヤドを首都とし、サウード家を国王に頂く絶対君主制国家です。アラビア半島の大部分を占め、紅海、ペルシア湾に面し、中東地域においては最大級の面積を誇ります。西部にはイスラム教の2大聖地であるメッカとマディーナがあり、世界各地から巡礼者が訪れます。
首都リヤドのキングダムセンター

➛キングダムセンターは、リヤドで最も高い超高層ビルで、その高さは302メートルです。ビル内には世界で最も高いところにあるモスクがあります。
キングダムセンター

➛もともとリヤドは内陸の小都市でサウジアラビア建国以前は数万人が居住するに過ぎなかったが、第二次世界大戦後、石油の富がサウジアラビアに還流するようになると首都リヤドは爆発的に発展し、アラビア半島最大の都市へと変貌を遂げました。
プリンセスタワー

➛ジッダは、もともと寂れた漁村でしたが、イスラム教が興って近郊のマッカ(メッカ)が聖地になると、巡礼者の中継地点として栄えるようになりました。現在では、ハッジ(大巡礼)の時期になると毎年200万人ものイスラム教徒が、ジッダを経由してマッカへ巡礼するため賑わい、また多くの国際機関や金融機関が本拠を置く経済都市でもあり、多様な民族が働いています。
ジッダの海上モスク

ジッダの町並み

➛1985年に完成したキング・ファハド噴水は、紅海からの水を260メートル上空まで噴き上げる、世界一高い噴水です。
キング・ファハド噴水

➛メッカ(マッカ)はイスラム教最大の聖地とされており、当地への巡礼は、体力と財力が許す限りあらゆるイスラム教徒が一生に一度は果たすべき義務とされます。イスラム教徒はマスジド・ハラーム(聖なるモスク)を地上で最も神聖な場所と考え、メディナと並んでイスラム教二大聖域とされています。
マスジド・ハラーム

➛メッカは、イスラム教の開祖である預言者ムハンマドの生誕地であり、クルアーン(コーラン)において預言者イブラーヒーム(アブラハム)とその子のイスマーイール(イシュマエル)が建立したとされるカアバがあります。
マスジド・ハラームの中のカアバ

➛白亜の預言者のモスク(マディーナ、メディナ)は、サウジアラビアのマディーナにあるイスラム教の礼拝堂・モスクでイスラム教の第2の聖地です。預言者ムハンマドの霊廟でもあります。現在の10本のミナレット(尖塔)のある白亜の巨大な建物は1995年にでき、マッカにあるマスジド・ハラーム同様、100 万人の収容が可能です。
預言者のモスク

平和への扉

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